VOCALOID・UTAU一押し楽曲紹介9

定時退社しました、ニャゴラです。

先日monaca:factory(10日P)というボカロPの1st ワンマンライブ「WONDERLAND」に行ってきました。monaca:factoryの曲はあまりライブ向きというイメージではありませんし、一人での参戦だったので、ちゃんと楽しめるか不安もあったのですが、控え目にいって最高でした。滅茶苦茶楽しかったですし、最後涙出ました。

と、いうわけで、今回はそんなmonaca:factoryの曲「ショコラと隕石」を紹介します。

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今回ライブのチケットを申し込むにあたり、1人5曲までライブでやって欲しい曲をリクエストすることができました。monaca:factoryの曲の中で一番再生数が多いのは、彼が有名になるきっかけにもなった「ロゼッタ」で、次に多いのが「マーメイド」という曲ですが、リクエストの票数で1位になったのはこの「ショコラと隕石」だったそうです。自分もmonaca:factoryの中では一番好きな曲ですが皆さん気が合いますね。

2番のサビ前でバックのキーボードがどんどん激しさを増していって、そこから1回落とした後に一気にサビに入るところが大好きです。monaca:factoryはキーボードがいいんですよね。

monaca:factoryは「宇宙」「お菓子」「ウサギ」をテーマにした曲をよく書く独特な世界観を持つボカロPです。

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これは「アフタヌーン・グラビティー」というアルバムのジャケットですが、彼の曲の雰囲気と、イラストとタイトルが合わさり、彼の世界を作り上げているんですよね。

このタイトルは勿論「アフタヌーンティー」と「グラビティー」をかけているわけですけど、monaca:factoryのアルバムを表すタイトルとしてこれ以上のものはないんじゃないかってくらいバチっとハマっていてとても好きです。

彼のP名は10日Pというのですが、これは音楽に関して素人だった彼が作曲講座の動画を見てからわずか10日で曲を作って投稿をしたことに由来しています。

そういえばP名の文化っていつの間にかなくなりましたよね。知らない人も多いと思いますがボカロ界隈には、作曲者にリスナーがP名(二つ名みたいなもんですかね)を送るという文化がありました。

以前紹介したナナホシ管弦楽団には不純異性交遊PというP名があります。昔からいるボカロPはP名をそのまま自身の名前として名乗る人が多かったですが、最近はめっきり見なくなりました。

元々ボーカロイドをプロデュースするからボカロPと呼ばれてるわけですが、最近ではどちらかというとボーカロイドよりも作曲者が前に出るようになってきていますので、そういった時代の流れによる影響かもしれませんね。

それを快く思わない人達も一定数いて、一時期論争が起こったりしましたが、この話は次回以降またどこかで。

話は逸れましたが、monaca:factoryの彼にしか作れない世界をもっと多くの人に知ってもらいたいなーっと思います。

今回はここまで!